目標:
・食物アレルギーの原因となるアレルゲンについて理解することができる。
・食物アレルギーの対応を実践することができる。
食物アレルギーとは、特定の食べ物に含まれる「アレルゲン(アレルギーの原因となる物質。ほとんどはたんぱく質)」に反応してしまい、いろいろなアレルギー症状をおこすものです。アレルギー症状には、発疹、吐き気などがあります。ひどい場合は、アナフィラキシーショックといって、呼吸困難、血圧低下、意識がなくなるなど、緊急な対応が必要になります。
このように食物アレルギーは、生命に関わることもあります。食品に含まれるアレルゲンは、アレルギー患者と家族にとって、とても大切な情報です。そのため、情報を正確に伝えなければなりません。
食物アレルギーの管理ができない場合は、そのことをお客様に事前に伝えることも必要です。
アレルゲン表示対象品目は28品目です。その中の7品目は特定原材料と言われています。
そして食品表示基準で容器包装に入れられた加工食品に表示が義務付けられています。
注文を受けるときに、店舗でアレルギー対応をどのようにしているかを説明します。
また、調理中などの混入(コンタミネーション)についての情報も伝え、お客様の食物アレルギーがあるかどうかを確認します。アレルギー対応していなければ、注文を受けるまえにはっきりと伝える必要があります。
質問1
1.アレルゲンとは何ですか。説明してください。
2. 食物アレルギーについて、お客様に確認することは何ですか。
質問2
Q1~Q3のとき、どのように言いますか。ア~カから適当なものを選んでください。
Q1 料理の注文を受けたとき、お客様に食物アレルギーの有無をたずねる。( )
Q2 お客様にメニューを見せるときに、食物アレルギーについて説明する。( )
Q3 お客様に食物アレルギーがあると言われた時に説明をする。 ( )
ア 避けなければいけないアレルギー食材がありましたらお申し出ください。
イ 当店ではメニューに食物アレルギー情報を記載しております
ウ 食物アレルギーの情報は、別途メニューの一覧表を用意しております。
エ 当店では食物アレルギー対応をしておりますが、同じ厨房でアレルギー品目を含む様々な食材を調理いたしますので、申し訳ありませんが、意図せぬ混入(コンタミネーション)に関しては十分な対応ができません。
オ 当店では、食物アレルギー対応はしておりませんのでご了解ください。
カ 食物アレルギーのある食材はありますか
次の質問にこたえてください。わからないときは、まわりの人にきいてください。
1.あなたのお店では、メニューにアレルギー情報を記載していますか。
記載している場合は、特定原材料または特定原材料に準ずるものの品目名を書いてください。
2.あなたのお店では食物アレルギー対応をしていますか。