接客業務

2. 次の文を読んで、下の質問に答えてください。
Read the following statement and answer the questions below.

接客業務とは、どんな仕事でしょうか。

料理のオーダーを取ったり料理を運んだり、食器類を下げることだけではなく、店舗内における様々な業務も受け持つことが多い。例えば、予約の電話受付を行い、来店したお客を入り口で出迎え、席まで案内し、オーダーを取りそれをキッチンへ伝え、出来上がった料理を運ぶ。食事が済んだら会計を行い、終わった食器を片付け、テーブルを拭いて次のお客様を出迎える用意をする。空いた時間には客席の紙ナプキン等を補充したり、テーブルと椅子を拭いたりすることもある。お客が過ごすスペースを清潔に保ち、気持ちよく食事ができるようにするのも大切な仕事である。同じ職場で働くスタッフとも連携、協調しながら常に客席に注意を配り、クレームなどがあった場合、迅速に対応する。食事だけでなく、時間と空間を楽しめるようにするのが役割であり、お客にメニューの説明をしたり、料理について聞かれた際に答えられるよう、料理等の知識も求められる。店舗では、正社員のほかパート・アルバイトとして働くスタッフが多い。パート・アルバイトスタッフは接客を中心に受け持ち、正社員や店長の仕事をサポートしている。正社員の場合は、新しく入ったアルバイトや社員への指導を行うのも仕事である。

（出典：厚生労働省 職業情報提供サイトjobtag https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/417）

１）接客業務の具体的な仕事を箇条書きにしてください。

２）あなたの職場の場合はどうですか。

4. 次の文を読んで、下の質問に答えてください。
Read the following statement and answer the questions below.

ホスピタリティと接客は何が違うのでしょうか。接客は従業員の役割であり、仕事の種類、つまり、やらなければいけないことです。一方のホスピタリティとは、自分からお客さまを思ってお客さまのために動くことです。ホスピタリティを実践するために必要なことは次の二つです。

①お客様の状況を読み解く
　ケース事例
　とても暑い日の午後、営業で外回り中の私は、レストランで席に着いたとたん、思わず出された水をがぶ飲みしてしまいました。店員さんがすぐにお変わりを持ってきてくれて、もう一杯飲み干すと、生き返った心地がしました。すると、店員さんは、冷たいおしぼりを出してくれて、さらに、「寒いとおっしゃるお客様もいますので、今はこれ以上温度を下げることは難しいのですが、もしよろしければ、比較的風があたる、あちらの席へ移動されませんか」と提案してくれました。おかげで、周囲に迷惑をかけることなく、私自身も快適に過ごすことができました！

②お客様の要望のその先の行動を予測する
　ケース事例
　初めての土地で下調べをせず夫と二人で入った飲食店でのことです。どの料理も思った以上に量が多めで、何種類か食べたかったのですが、全部は食べ切れなさそうだと心配していました。注文の際に、取り皿をお願いしたところ、店員さんは、量を少なめにすることもできますよ、と言ってくれて、いくつかの種類を味わうことができました。デザートまで注文できて、大満足。取り皿をお願いしただけなのに、そこまで気づいてくれたことにとっても感動しました！

１）接客とホスピタリティとの違いは何ですか。

２）①と②の事例では、店員は、お客のどんな行動から、ホスピタリティの実践に繋がったと思いますか。

次の質問に答えてください。わからない場合は、周囲の人に質問して答えを探してください。
Answer the following questions. If you do not know the answer, please ask others around you to find the answer.

１）あなたが働く店舗で、「食事だけではなく時間と空間を楽しむ」ことができる工夫はどんなものがありますか。

２）あなたがこれまで行ったお店で、「おもてなし」を受けたと感じた経験がありますか。それはどんな事例でしたか。